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会山行 冬合宿・スキー合宿
福島県 鬼面山(1481.8m)・箕輪山(1718.5m)

 鬼面山

     

【期  日】  2019年2月9日(土)~10日(日)

【メンバー】  CL:Y.Y  SL:M.K  H.Y、S.N、T.M、H.S、Y.S、K.Y、Y.I、T.Y、N.U、J.K、M.S、K.O、M.M、K.A、K.M(17名)

【コースタイム】  1日目 マウント磐梯発11:15   旧土湯峠12:20   鬼面山着13:35   鬼面山発13:45   旧土湯峠14:45   マウント磐梯着 15:35
   2日目 マウント磐梯発8:25   リフト乗り場8:35   リフト終点8:50   箕輪山着11:15   箕輪山発11:30   リフト乗り場上13:25   マウント磐梯14:15

【コメント】
 初日、マウント磐梯到着後、昼食を食べて身支度を整え、二班に分かれ、鬼面山に向かって出発する。表面がサクサクと音のする雪面を踏みしめ、リーダーに続く。スノーシューを履いて登るメンバーもいたが、滑りそうで怖くて、私はアイゼンで登った。
 秋田出身の私は、こんな堅雪の上を、道路と違うところを横切って歩くのが好きだった。子供だった私は、潜り込むこともなく、雪の上を軽々渡れたものだった。しかし、大人になって体重が増しているので、場所によっては深くはまり込んでしまう。
 今回私は「会員ナンバー1番」のN先輩の後だった。木の近くを通ると、その下が空洞になっていることがあると教えていただき、「こういうところを選ぶといいよ」と直接指導をいただけた。登りはアイゼンを蹴るようにして雪面に前歯を引っかけ体重を乗せる。 下りはかかとで踏みしめるようにしながら降りる。少しかかとを滑らせ、最後に踏みしめれば必ず止まる。急いで降りる方法まで教えていただいた。 登りは背中に背負っていたピッケルが木の枝をくぐる際何度も引っかかる。「あれっ?」と振り返るのと同時に、後ろのMさんが何も言わず枝を持ち上げてくださっている。さすが、紳士だな~とありがたく甘えさせていただく。 スノーシューの方たちが前を歩き踏み固めていただいたおかげで、無事皆何事もなく鬼面山山頂に到着することができた。
 夜はいつもの山小屋とは違い、豪華な夕食と温泉を楽しみ、次の日もゆっくりなので、皆で部屋にお酒を持ち寄って交流を楽しむ。危うく登山に来たことを忘れてしまうような、のんびりした時間を楽しむことができた。

 二日目、しっかり朝ごはんを食べ、リフトで途中まで登り、アイゼンとピッケルで装備を整え、いざ出発。昨夜降り積もった雪がアイスバーンを覆っていたが、登り始めた頃は天候も良く風もなく歩き出すと汗ばむほどだった。 まさに道なき道を行く。木と木の間のしっかり雪が積もったところを選ぼうとしても、密集した辺りはどうしても下の空洞が多く、皆何度も足を取られる。中には胸まで落ちる人もいて、助け合いながら、予定より大幅に時間がかかりながら進む。 今日も私はN先輩の後。ピッケルの使い方を教えていただき、足が沈み込んでも支点がしっかりしていたので、膝より下が深みにはまることはなかったし、一度尻もちをついたが、ピッケルで支点を確保できたおかげで、自力で立ち上がることができた。
 山頂にようやくついた時には風が出ていた。写真を撮ろうとグローブを外しただけで、あっという間に手がかじかんでしまうほどで、集合写真を撮って早々に下山を開始するが、雪が降り靄がかかり、そう遠くないはずのスキー場が全く見えなくなる。 風が直撃し、鼻が凍りそうになる。ネッグウォーマーを引き上げ、鼻まで覆う。グローブを3枚重ねにしていても、指が凍りそうになるので、時折指先を曲げ伸ばしして温める。 秋田出身の私でも、山の中でこの光景には出会ったことがない。慣れた道で方角がはっきりしていればよいが、今はどの方向が正しいのか半信半疑。リーダーを信じて背中を追う。 下山はより一層深みにはまりながら、予定よりも大幅に時間がかかりながらも、皆黙々と足を運ぶ。途中立ち休憩でパンをかじりながら、ひたすら無事下山できることを信じながら、 かすかにスキー場の音が聞こえた時の感動と言ったらなかった。あんな中で方向を見失わず、皆を引っ張ってくださったリーダー、本当にありがとうございました。
 山の天気の変化の怖さと、ホームページに書けない経験も含め、今までにない、貴重な体験をすることができました。この経験を今後に生かしていきたいと思います。
     記:M.S

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