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秋田県能代 七座山(ななくらやま287.4m)

七座山展望台から見た米代川の大彎曲、七座神社も真下
 
  

【日  付】 2019年4月25日(木曜日)

【メンバー】(L:九曽神) 礒田武志 2名

【コースタイム】 七座山登山口 12:14 → 鉄階段上 12:39 → 12:48烏帽子座 → 13:04権現座287.4m→13:29蓑座 →13:39芝座 →13:50三本杉座 →13:56大座 → 14:05松座→14:20七座山北端登山口 →14:47七座山登山口

【コメント】
 七座山は(美の国秋田ネット秋田県公式サイト)秋田県の山岳グレーテング:マトリックス表にもある県民に愛される山である。今回は向白神岳のついでとしてリーダーが選んだ。知らなかったとはいえ秋田杉の大木が立つ原生林、凝灰岩の岸壁、大きく曲がる米代川、山岳信仰の遺跡や伝説、皇族や有名人の訪問など、この能代市二ツ井町の名所・旧跡であった。対岸のきみまち阪には明治天皇・皇后のロマンスも残っている

桜満開の八峰町ハタハタ館から能代、七座山に登って能代でレンタカーを返して夜行バスで東京に帰還した

 さて七座山はリーダーによれば「小学生の遠足の山」ということである。階段、道標などが整備されているが今朝までの雨で泥濘み、尾根まで電光道があるが東斜面は急で滑ると怪我をしかねなかった。その代り登山路の両脇には白や青のキクザキイチゲやスミレサイシンが行列し、秋田杉の大木が聳えていた。また宗教遺跡への道も分岐していたが脇目もふらずに尾根に向かった。

 尾根手前の岩壁には大きな鉄階段が設けられており、なるほど小学生でも安全に登ることができるようになっている。鉄階段の上から美しい秋田杉の大木林を見下ろすことができる。まず尾根を南へ最高点287.4mの権現座を目指して向かった。10分ほどで烏帽子座に着いた。立派な山名標がたつ。今日も西から湿った風が吹き西斜面のブナ・笹を鳴らしていた。道は東斜面の岸壁を避けるようについていた。烏帽子座から10分で権現座に着いた。権現座には三角点と山名標がある。山名標の下にはイワウチワの株があり桃色の花が咲いていた。権現座の南の尾根にも広い道が伸びている。

 七座南端の権現座から北に引き返した。烏帽子座、鉄階段を過ぎ蓑座に着く。ここには展望台がある。見下ろすと米代川の大蛇行が目に入る。下流の小繋からイザベラ・バード(Letter 26)は「増水した米代川を小舟で渡っている最中のに隣の大型船から7人が水に落ちた」と書いていた。今日も雪解けと雨で水量が多い。記念撮影のため青空を映す川面を望んだが無理な相談であった。

 さらに芝座、三本杉座、大座を通った。計画書にあった東斜面への下山口もある。覗くと岸壁の間の急斜面に踏み跡がくだり、濡れた路面で滑るかもしれないと尾根を北に向かった。松座にはベンチがある。一休みして七座山の尾根を振り返ってみた。尾根は米代川の蛇行に並ぶように>字型になっているようだ。米代川の向こうに聳えるのが権現座のように思えたが・・・・

 松座から北に向かい、ミズナラ林を下り、電光道を下って車道に出た。七座山北端の登山口になる。もちろん道標も完備だ。後は車道に沿ってのんびりと歩き七座山登山口についた。もしかしたら天神荘登山口というのかもしれない。由緒あった天神荘は水害によって被害を受けたので2008年に取り壊され、今は跡地が駐車スペースになっている。

 下山後、阿倍比羅夫に縁がある七座神社に参拝し二ツ井道の駅で昼食兼間食の掛け饂飩大盛りをすすりつつ、窓越に七座山の尾根を眺めた。地元の方は正月登山をされるらしい。山登りもそんな楽しみ方がある。     (記:礒田)

サムネイルをクリックすると、拡大写真のページを開きます     (写真 礒田)