三重県/鈴鹿山系 御在所岳(1212m)
【日 付】2025年10月29日(水)
【メンバー】CL:Mo.It Ic.Ka Se.Tu
【コースタイム】交通 / 東京6:21~近鉄名古屋8:19~近鉄四日市8:59 ~湯の山温泉9:26 (バス)湯の山温泉駅9:32~御在所ロープウェイ駅9:41
ロープウェイ裏の登山口10:15→御在所岳裏道国道入口11:00→藤内小屋11:55→(途中で昼食)→国見峠13:45→朝陽台14:30→山上公園→一等三角点14:45→御在所岳山頂15:10→山上公園→ロープウェイ駅14:10(下山)
【コメント】
今回は、三重県の鈴鹿山脈を代表とする御在所岳と藤原岳の二つを登ってきた。リーダーお勧めの山です。しかも7年前に一度登っているというので、遠く未知の山でも私たちは安心して参加できました。
初日は御在所岳を登った。最初予定していた中道コースは今年5月の大雨で地盤が緩み、一番人気の「おばれ石」が大きく傾いてしまったため、崩落危険性があり進入禁止に・・・。私達は中道コースを諦め、ロープウェイ乗り場裏側から入る裏道コースでスタートする事にした。
東京を6:21の新幹線で出発。名古屋駅から近鉄に乗り換え、湯の山温泉駅に9:30到着。ここからバスに乗り御在所ロープウェイ駅へ。身支度をし、出発できたのが10:15だった。9月半ばから3回ほど山を登ったが、3回とも悪天だった。すっかり雨女となってしまったが、この山行も当初計画した日程はどう見ても天気悪く、先延ばししても寒くなるだけ、期待できそうもないとリーダーの計らいで急遽2日、前倒しにした。その甲斐もあり今日は風も無く暖かく、爽やかな秋晴れで嬉しかった。雨女返上としよう。
汗がにじむ。国道沿いにある一合目登山口までルートが分かりづらく30分ロスしたが、8合目までは橋や鎖はあるがよく整備されており、とても歩き易い。幾度かの渡渉を注意しながら進んだ。手を使ってよじ登るところもある。寝不足もあってかペースダウン気味だったが、急峻な花崗岩の岩壁や奇岩怪石、そして紅葉と三重北部の街などを楽しみながらやっと国見峠に到着。峠で小休憩し、山頂へと向かった。今までの整備された登山道から打って変わり、抉られた酷い登山道だったが、ここから見る展望は抜群だった。
荒れた道をしばらく進むと突然舗装道路に飛び出し、ビックリ。ロープウェイで上がってきたのだろう、軽装で運動靴を履いた観光客が大勢歩いていた。よく見るとロープウェイ終点先にも長いリフトがあり、山頂まで誰もが展望を楽しめる山なのだと知った。鈴鹿山脈では気軽に登れ一番人気の御在所岳と聞いているが・・・、納得。驚く。
頂上までもう一登り。スキー場ゲレンデを登り、やっと一等三角点1212Mと書いた大きな標柱に到着。観光客が賑わっていたがまだまだ本当の山頂ではない。ここからもう少し進むと大きな岩がゴロゴロした所に「御在所岳」と書いた標柱が立っている、ここが山頂だ。人が多くて順番に撮影しここを離れたが、琵琶湖方面だろうか、名前の分からぬ山々が素晴らしく見えた。鈴鹿の山の魅力を肌で感じた瞬間でした。
下山はロープウエイを利用。中道コースの上を通っているので中道の様子や岩登りするパーティも見られ楽しめたが、今にも崩れ落ちそうな奇岩や怪石がたくさんあるのにはビックリ。心配しても仕方ないがこの花崗岩の山はどうやってできたのだろう、今後どうなっていくんだろうかと要らぬ心配を感じた山でした。
疲れたが、充実した一日でした。湯の山温泉駅から四日市駅に戻り、予約しておいた駅前のビジネスホテルで明日登る藤原岳に向け、早めに就寝。(Ic.Ka記)

やっと着きました!御在所岳RW駅裏手から出発。とても気持ち良い天気

この裏道登山口に辿り着くまでちょっと迷いました。ここから本番スタート!

これは何?これは砂防堰堤で土砂の流出をせき止めるパイプのようです

藤内小屋に到着。トイレもあり綺麗!宿泊はクライマーが多いようです

兎の耳と書いてあります。崩れそう!クライマーはここも登るようです

こっちもすごい!花崗岩の山を楽しむようですが、怖そう!展望は良いです!

国見峠を越えやっと着きました。展望は抜群!素晴らしい山頂で驚きます


立派な一等三角点。山頂と間違えそう!滋賀県と三重県の県境にある山です

望湖台と書いてあります。ここから琵琶湖が見えるようです。ヤッホー♪

御在所岳山頂。鈴鹿山系の山々が見事でした。素晴らしい山でした
写真:Se.Tu Ic.Ka

