【エベレスト街道・トレッキング:行程】

 11月 5日 パクディン→トクトク→チュモア→モンジョ→ジョルサレ→トップダラ→ナムチェ・バザール

 11月5日
 六時起床、顔を洗う水が冷たい。
 「日本語の話し声が懐かしい」と話し掛けてこられたMさん、ヒマラヤ越えのツルの渡り観測で長期滞在されているそう
で、その合間を縫ってナムチェまでトレッキングとか、六十?歳、静岡市出身、最年少のエベレスト・サミッタ‐と一緒と
か。
 パクディンを過ぎるとすぐに吊橋を渡ってドードコシの右岸へ、1時間あまり歩いてトクトク(2675m)で休憩、再び吊橋
を渡って左岸へ、ベンガールの吊橋は最長、スイスの援助で掛けられたそうな、それまでは木や蔓で作られた橋を危な
っかしく渡った記録映画のシーンが思い出される。チュモア(2720m)、タムセルクとカンテガ(6685m)に源を発する
キャシャル・コーラを渡りモンジョ(2815m)、再びドードコシを渡ってジョルサレへ(2805m)十時四十五分〜十二時昼
食(シェルパ・ロッジ)サガルマータ国立公園入り口を通過してタムセルクが良く見えるウォーターフォール・ビレッジで休
憩、滝から流れる涼しい風、マンシーレ(ベンマプール)の花が真っ青な空に良く似合って綺麗に咲いていた。ロッジの建
物、カラフルなパラソルその向こうに白銀に輝くタムセルク、お茶をしながら飽きない眺めだ。少し河原を歩いて二俣に合
流する右インジャ・ローコーラを渡る高い吊橋に向かって登る、ドードコシ大橋(2855m)ゾッキョも凄い形相で渡ってくる
、文字通り踏(糞)張る上り下りの階段、一歩一歩足下を確認しながら、目を見ると哀れにも感じる。これからナムチェバ
ザールまで590mの登り、標高も高くなり休憩の間隔も短くなってきた、(3015m)、(3150m) トップダラの尾根に出
る曲がり角でエベレストが見えた。林の木々の間にナムチェバザールの建物が見えてきた(3350m)ナムチェ入り口の
ロッジのテラスで休憩、ディリーと子供達、女性達はディリ‐と化粧のお話、男性は子供とビニール袋の凧を作って暫しの
童心に・・・。下の広場で開かれているバザールを眺めながら中心部のサクラ・ロッジへ(3450m)此処に2泊の予定。
当てられた部屋は4階だ、登るだけで息が弾む。夕食までの時間を活用し、高度順応を兼ねて、街中へ、街中の広場で
も子供達がティハ‐ルの踊りを・・・・、それを見学したり、お土産をあさったり、両替をしたり、ある店でマニ車と鈴(ベル)
を求めて値段交渉、結構楽しいやり取り、気合が入りすぎるとこっちは酸欠に弱くて負けそう。夜部屋の窓を開けてナム
チェの夜景を長時間露光で撮影結構寒くて手が凍えそうだった。
 夕食を終える頃またティハ‐ルの訪問客、今夜はターメからだと言う、少し年長の少女たち少しはにかみながらの踊り
は・・、でも皆も混じって、酸欠も忘れて踊りの輪に・・・。「レッサン・フィリリー」の曲が流れて。
 
 
 11月4日へ : 11月6日へ