【エベレスト街道・トレッキング:行程】

 11月 4日 カトマンズ→ルクラ→チョプルン→パクディン

 11月4日
 五時起床、朝食弁当を貰って、再び空港へ(国内線ロビー)、天候に左右されやすい為早目の便を目指して、朝靄の
中目覚めるカトマンズ市街、王宮の前を通って、7時発ルクラ行きスカイライン・エア701便、行きは左側の窓がグーと聞
いていた、先頭に並んでいたら後から“座席確保“コール、機内に入って座席を確保していると、イギリス人の親子からも
座席のリクエスト、 仲間用をとるか家族に譲るか複雑な気持ち・・・。
 快晴のカトマンズ市街を眺めながら、プロップジェット双発機は順調に飛行、やがて白銀に輝く、初めて眺めるヒマラヤ
の嶺々が見えてきた、想わず歓声が湧く、コックピットからパイロットが教えてくれた、ク‐ンブ・ヒマラヤ、朝日に輝くエベ
レストを・・・、初めて眺めるエベレストの姿に感動する事しきり、カメラの操作も忙しい、コックピット越しの撮影も許された
。 山間の谷間の上空を縫うように飛ぶ機はやがてルクラ空港へ、尾根筋の中腹に作られた滑走路は谷から山に向かっ
て登り勾配、正面の石垣の手前で90度右折して空港ターミナルへ。
 早朝から軍の警備が物々しい、機銃を携えた兵士の姿がやたら目につく、空港近くのホリデーロッジで休憩後これから
世話になるシェルパ、コック、ポーターと合流して、いよいよトレッキングの開始、いざ出発の記念撮影。(標高2850m)
土産物店、ロッジの並ぶ町並みを通って案内板のある分かれ道を左にとって集落の出口のチョルテン(チベット仏教の
仏塔)をくぐりながら、マニ車をまわして旅の無事を祈り、チョプルン(2660m)を目指して下っていく、ポツッポツと点在
するロッジの白い壁、ブルーの窓枠、それに飾られた植木の花がとても印象的で美しい風景をなしている。ドード・コシ川
の左岸沿いに北上、(嘗て、かのヒラリーもマロリーその他大勢の登山者も登っていった道を・・・)美しく、雄大な峰がど
んどん目の前に、コンデ・リ(5885m)、カタン(6353m)ク‐ンビラ(5761m)、クスムカングル(6369m)雪の有る山、
無い山、感嘆相次ぐ楽しい歩行。狭い山道をゾッキョ(牛とヤクのハーフ)とすれ違いながら進む、クスムカングルに発す
るクスムコーラ川の出合いタドコシはセーヌロッジで昼食、晴れ渡る屋外からロッジ内に入ると矢張り体が冷えてくる。(2
580m)温かいレモンティーがとても美味しい、高度順応には水分補給が欠かせないそうだ、空気が乾燥しているせい
かどんどん補給しないと・・。 歩きとゾッキョが唯一の交通・運送手段、ゆっくりとした時の流れ、何時の日か忘れてきてし
まったものがあるように、穏やかなディリ‐(ロッジのママ、大概は主人は女性)のもてなし、人々の表情がとても穏やかで
親しみ深い。
 ガートを通過してパグディン到着(14時26分)今日の行程は此処まで。(2640m)今夜の宿舎はカラパタール・ロッジ
その前からコンデ・リの岩肌が太陽に照らされて見える。
 谷間にあるロッジは気温がぐんぐん下がってきてじっとしていると寒い。川沿いに建てられたロッジの入り口は2階、1
階の部屋を借りることになって荷物の整理と寝る準備。2階で夕食今日の同宿はスイス、フランス、オランダのグループ
でスイスのグループはカラパタールからの帰りで余裕、 オランダのグループは親子三人、既に頭が涼しくなりかけた兄
弟と父親、この様に家族でこれるなんて素晴らしい。
 夕食の後近所の子供達がティハ‐ルの祭りの踊りを披露しに来てくれた、意欲的にリードする少女、はにかみながらそれに続く子供達、ラジカセにあわせてダンス、最後は我々も一緒になって踊った、お礼にプレゼント、他の国の人達も夫々チップをはずんだのは言うまでも無い。
 軽快なリズム、その曲が「レッサン・フィリリー」と言うことは後になって知ることになる。 楽しい踊りに見とれてしまって
写真を撮る事を忘れてしまった、後から残念に想う。
 
 
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