好展望の尾根 両崖山~天狗山(足利)

【日付】 2024年5月26日(日)
【メンバー】 L:YS、YU、KA
【交通】  自家用車利用
(往路)朝霞台駅前7:00→外環自動車道→東北道→北関東道→足利IC→さいこうふれあいセンター駐車場
(復路)さいこうふれあいセンター駐車場14:00→北関東道→東北道→関越自動車道→新座駅

【コースタイム】
織姫神社入口9:37 →足利織姫神社9:47→織姫公園・両崖山登山道入り口10:06→鏡山→両崖山10:53→11:35天狗山(昼食)12:23 →かわら山→須永山→観音山→常念寺→13:27常念寺登山口
 [歩行 実時間] 2時間34分  (YU:コースタイム記)

【コメント】
栃木の山岳会が作った栃木の山冊子から、たくさんある中で駅から歩いて行ける興味を持った山ということでリーダーのSさんが計画。
駅から近くてもちょっと遠いかなと思っていた。参加者が小人数なので自家用車で移動。
真っ赤な鳥居をくぐり石段を登ったところに織姫神社。振り向くと緑に囲まれた足利を一望できる。
織姫神社は、縁結びの神様で沢山の絵馬が成就を願ってかけられていた。恋の成就を期待したい人、ぜひ参拝を!
神社の裏手から両崖山の登山口となり、つつじ園と看板があった。一か月早ければ満開のつつじに染められた織姫公園を見ることができたようだ。(人混みも?)

公園を抜けると岩場の登山道で短いが岩場を登る。展望が開ける所が見えたので頂上?と思ったがとんでもない。クラウドファンディングで寄せられた資金で広く立派なベンチテラスが設置された中間地点。足利の町を200度見渡せる。足利の人たちがこの山を大切なことが伝わる。私たちもしばしそこで休憩をして両崖山へ。
岩場あり、砂利場ありの登山道から足利城跡と記された石段が続く。両崖山山頂が本丸跡だった。そこには、石でできた社殿があり、御岳神社とあった。歴史に詳しい人であればその当時に思いを馳せるのだろうと思う。

昼食をとる天狗山へ。早く行きお弁当にありつきたいところ目前に「サーティワンチェーン」とかかれた看板と大きな岩山。何がサーティワン?アイスクリームのお店があるわけないし・・・。
鎖は、あるけど見える長さは、10メートルもない。はてさて?登るしかないとSさんが最初に登る。下で待っていると「サーティワンあるよ!」見えてないところに鎖の続きがあり、全長31メートルだった。
足利の人、登山者を楽しませてくれるものだ。

登山道途中で天狗山を望むと頂上は木々が少なく地面が見え気になっていた。2019年に山火事が起こり消失したとのこと。炭化した木々があちこちに無残にも残る。出火原因は、たばこのポイ捨てらしいと地元の方の話である。天狗山が緑に覆われるのは、まだまだ時間がかかるようだ。悲しい出来事ではあるが、天狗山で食事休憩して歩きだすと小さな松があちらこちらに沢山芽を出し伸びていた。この子たちが新しい天狗山を作るのだなと感激! 頑張れ!!松の子どもたち!!

大展望台あり、日光連山から連なる足利の山々、背にしている部分が見えないだけで300度の大展望であった。
ちょっと遠いかなと思った足利の山「両崖山・天狗山」、短い時間ながら変化に富み、大展望を十分楽しめる山だった。ちょっと遠くても行くべき山である。                (YU:コメント記)

【リーダーのひと言】
参加者が3名と少なかったですが、お天気も良くて、歩くのにちょうどよい、さわやかな山登り日和となりました。下見に行った4月23日はヤマツツジが満開できれいだったのですが、今回は残念ながら花は咲いていませんでした。おすすめの時期ですが、ツツジのきれいな4月、または紅葉のきれいな11月ごろが良いかと思います。栃木県には、ちょこっと岩場も楽しめる、変化に富んだ低山が多くあります。調べていただいて、ぜひお出かけください。
(Y.S.記)

織姫神社下から元気に出発! 長い階段が待っています

神社を過ぎるとつつじ園の中を歩く(つつじが散った後で残念!)

両崖山へ続く登山道に岩場が出現

両崖山山頂 木曽御岳神社の祠がありました

迷わず上級者コースのサーティワンチェーン(31m)を登る

以外に長かった鎖場 でも楽しかったー!

2019年の山火事で燃えてしまった木々が痛々しい(登山者のタバコ火から燃え広がったそうです)

天狗山山頂で天狗のポーズ!

山火事のあとに松の若い木々が生え始めていました

足利百名山の札が掛かった低山をいくつか越えてゴールに向かう 

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