栃木県 女峰山(2483m)
【日 付】2024年5月25〜26日(土曜日、日曜日)
【メンバー】CL/M.T N.U M.O N.M(4名)
【コースタイム】
・1日目 8:40霧降高原レストハウス ー 10:40赤薙山 ー 12:35赤薙奥社跡(休憩20分) ー 14:00一里ケ曽根独標 (休暇25分) ー 16:15女峰山 ー 17:10唐沢避難小屋(宿泊)
・2日目 6:50唐沢避難小屋 ー 8:40黒岩 ー 12:15日光東照宮登山口
【コメント】
奥日光を歩く度に「今度は、女峰山をあるこう。」と言っていた山なので、期待の大きい山でした。
霧降高原レストハウス前から始まる1445段の階段を登ると、青空と新緑の眺めが迎えてくれました。ここから岩場や倒木を潜り、急峻なアップダウンを繰り返し、休憩しながら進んで赤薙山に登頂。重いザックを背負っているので、疲れ始めていますが笑顔で写真をパチリ。
標高を稼いだこともあり、高山植物の花々がちらほら咲いていました。稜線に出る度に冷たい風が吹き抜けていて、衣服調整を繰り返します。さらにペースを落として1時間ほどで一里ケ曽根独標に到着。午後でしたが、下から吹上げてくる雲が稜線を越えていく眺めが綺麗でした。
女峰山の稜線に向かい、ロープの掛かったほぼ垂直の岩壁を1人づつ安全に通過すると、北西の方角に、北アルプスらしき山脈がクッキリと見え、疲れを癒やしてくれました。
山頂の祠にご挨拶して、登頂。時折り吹上げてくる雲がありましたが、360度の眺望をゆっくりと楽しみました。
山頂から唐沢避難小屋までは、急峻なガレ場が続くので、一歩一歩、慎重に下ります。小屋が稜線から見つからなかったので、少々不安でしたが、ガレ場が終わった森の中にありました。
2階建で綺麗に整備された避難小屋です。N.Mさんが、豆炭を火起こしして、スモーキーなたれに漬け込んだ鶏肉を皆に振る舞ってくれました。美味かったぁ。
2日目は、小屋を出てすぐに、急なガレ場を降りてから、さらにガレた沢をロープ伝に横切ります。黒岩を過ぎると、奥日光らしい熊笹の間を掻き分けるように歩きます。標高が1000mを切った辺りで、シロヤシオ、続いてツツジが満開でした。
東照宮下からタクシーで霧降高原に戻って、ソフトクリームとレモンスカッシュをいただき、市内の温泉で汗を流して帰路に着きました。 (M.T.記)