栃木県 戦場ヶ原 庵滝

【日  付】 2024年2月11日 (日)

【メンバー】 Ⅼ:MT・YT・YU

【コースタイム】
0920 赤沼バス停スタートー0953 戦場ヶ原展望台ー1020 小田代ヶ原 休憩所ー1030 弓張峠ー
1145 庵滝 休憩45分ー1345 小田代ヶ原 休憩20分ー1430 戦場ヶ原展望台ー1455 赤沼バス停

【コメント】
 東武日光駅前から7時35分のバスに間に合うように埼玉を出発。駅前、雪は少なかったが冷え込んでいた。
 三連休の中日で観光客も多く、バスも早朝から臨時便が運行されていた。ほぼ満席で赤沼に向かう。
 赤沼到着。戦場ヶ原入口にある東屋は、身支度をする人でいっぱいであったがアイゼンやスノーシュウーを着用して順次出発していく。雪の様子を見るとアイゼンの方がいいだろうとアイゼンを着用して三人も出発。先に出発したグループの背中を見ながら歩く感じの賑わいであった。後ろから次々と追い越され人の多さに只々驚く。

 久しぶりのアイゼン歩行、感覚がうまくつかめず自分のアイゼンの爪でつんのめりそうになるU。雪深い所も出てきたので購入したてのスノーシュー歩行に切り替えたTさん。雪が深めの所を選んで歩くが久しぶりということでいらぬところに力が入り足の付け根に負担がかかると再びアイゼンに切り替えて歩行。
戦場ヶ原が平坦で広いので切り替えに他者の歩行を邪魔することなく休憩もスムーズにできる。

 奥日光の天気予報は、午前中曇りとあったが戦場ヶ原一面、陽が射し雪景色を一層きれいにみせてくれた。風なく青空の中、ザクザクと雪を踏みしめる音を聞きながら歩くことがとても気持ちよかった。

 弓張峠から小さなアップダウンを繰り返す。葉をすべて落とした木々が立ち並ぶ森に木漏れ日がさし景観に目を奪われる。
 小さな川に沿って登っていく。目的の滝まであと少し。そのあたりになると、庵滝を堪能して下山してくる人々と多くすれ違う。
 先の滝近くを見ると人々が列をなしているように見え、まさか並ばないと見られない混雑があるのかと思った。
しかし確実に昨年の下見よりは人が多くいたが道のわきで滝を見ながら昼食をとって人達の列であった。

大きなつらら状に凍った滝の水が青く光り、表面だけが凍った筒状の中で滝の水がゴウゴウと流れ落ちる。凍る滝を見てこれは凄い!と感動するTさん。
撮った写真では、自然の凄さは、伝わらない。感動を感じるためにぜひみんなに足を運んでほしい。

 行きは、目的に向かい足早気味だったが戻りは、雪景色をもっと堪能しながら歩いて戻ろうとゆっくりペースで戻る。
 午後になり傾いたぽかぽかの陽を横から背中から浴び、雪筋で化粧をした男体山、女峰山と真っ青な空にそびえたつ日光の山並みをしばしうっとりと眺める。目前の樹に集うモズにもわかれを惜しみ予定通り帰路へ。  (記 YU)

【リーダーの一言】
今回の会山行は、リーダー部員として1年目の私が、会山行案として11件提出して、唯一採用された山行になります。テーマは「氷瀑」に設定しました。当初は「雲竜渓谷」を計画していましたが、昨年の1月28日に下見したところ、渓谷入口まで多人数での移動手段(タクシー)を確保できないことが判り、行き先の変更が必要となりました。そこへ会長から、「近くに庵滝があります」とご教示いただきました。会長、ありがとうございました。すぐに個人山行を計画し、メンバーを募集して2月18日に4名で下見出来たことで、今回の会山行を開催出来ました。皆様に快く下見に同行いただいたお陰で、計画を具体化できました。この場をお借りしてお礼申し上げます。


赤沼バス停前からスタート。

 日差しが温かい

青い空と真っ白な雪原

小田代ヶ原でお喋り休憩中

庵滝の前で。

個人撮影会その1

個人撮影会その2

個人撮影会その3

帰路は、ゆっくりと雪原を散策。

赤沼バス停に帰着。男体山を背景にパチリ。

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