群馬県赤城山系 長七郎山(1579m)~小沼を巡るハイキング
【日 付】 2024年4月25日(木)
【メンバー】 K.A. 他会員外1名
【コースタイム】
赤城山ビジターセンター駐車場10:25―覚満淵―11:45長七郎山(昼食)12:45―水門―小沼半周―八丁峠13:40―赤城大洞―14:10ビジターセンター駐車場
【コメント】
赤城山系では最高峰の黒檜山が有名ですが、今回はビジターセンターから覚満淵(湿原)を歩いて長七郎山に登り、小沼(この、と読みます)に下り東側半周を歩いてきました。隣の大沼(おの)と違いたいへん静かな湖で、最初から最後まで登山客にもほとんど会わず、大自然を独り占め(二人でしたが)できた山行でした。新緑が綺麗な季節ですが、赤城ではようやく冬が終わったところで、所々には残雪があり木々にはまだ葉がついていませんでした。
駐車場から道路を渡ったところが覚満淵入口です。水辺の脇の長い木道を歩き鳥居峠まで登り、今度は木段を登っていきます。長七郎山への案内板に従って小沼を巻くようになだらかな稜線を進むと、長七郎山へ到着。山頂は思ったより広くて岩がゴロゴロしていますが、誰もいません。展望を楽しみ、ゆっくりと昼食を取りました。小沼までの下りは少し急ですがほどなく水門に出ます。ここで右回りと左回りに分かれますが、右回りの方がよいとどこかで目にしたので、右に行くことにしました。これが大正解!静かで穏やかな沼の水辺を歩くことができ大感激でした。新緑や紅葉の季節もいいでしょうね、と言いながら沼を半周して八丁峠に出ました。
ここは隣の地蔵岳の登山口にもなっています。往復で1時間ほどなので私は登りたかったのですが、同行者が登山超初心者だったために、登らずに赤城大洞まで下りました。そこから車道を少し歩いてスタート地点のビジターセンターまで戻りました。
天気にも恵まれ、変化に富んだ行程でとても楽しめた山行でした。難しい所や危険な場所はないので、誰でも楽しめるコースです。小沼湖畔でお会いした地元の方が「レンゲツツジが咲く頃はもっと素晴らしいですよ!」とおっしゃっていたので、その頃にまた歩いてみたいと思います。
覚満淵は湿原なので木道が続いています
端まで歩いてきて振り返るとこの景色
長七郎山への登りは木の階段(上から見たところ)
長七郎山へ続く気持ちの良い稜線を歩く
長七郎山山頂 広いですが岩だらけです
山頂からの展望は最高です!
向かいの地蔵岳(山頂にはアンテナ多数)
水門まで下りてきました 右は小沼、左には残雪
右回りで小沼を半周 綺麗な水際を歩く
まだ花はほとんど見られませんでしたが、やっと見つけた小さなヒメイチゲの花
(コメント・写真:K.A.)