雪山行 吾妻耶山
【山 域】 群馬県 吾妻耶山(1341m)
【日 付】 2024年2月3日(土)
【メンバー】 C L/Y.Ii K.Mo Y.Te N.Uc
【コースタイム】
ノルン水上スキー場10:30―栗生沢林道―12:30ノルン第一クワット手前(昼食)12:45―13:50吾妻耶山14:00―15:30ノルン水上スキー場(コースタイム記/N.Uc)
【コメント】
新座駅6:00出発。当初予定の冬合宿は小屋が予約できず、急遽日帰りの谷川岳の南、水上インターからアクセスの良い、ノルン水上スキー場から吾妻耶山に変更となった。
当日高速で渋滞に巻き込まれノルンスキー場出発が10:30となる。まず第一の印象は雪が少ない!という事だ。子供たちが雪遊びをしている脇を通り栗生沢林道を歩く。
じきにリフトが見えだし、神社入口に着いた。リーダーから「リフトの下をただ歩くのではなく、山全体から自分たちでリフト乗り場まで道を探しながら行きましょう!」とあり、その通り沢を横切り、落ち葉の積もる急登を木に捕まりながらよじ登り、稜線からまたトラバースで反対側の雪が比較的固まっている急登をピッケルを使いながら登る。
ピッケルはヘッドを持ちスパイクを雪面に刺し、キックステップで足場を作り、勾配が急になるところでは、ピックを直接雪面に刺しヘッドをてがかりにする。ちなみに下山時のピッケルはヘッドのブレードを前側にして持つのが良い。
4人一列で登って行く。雪は15センチくらいで多いところで20センチ。うっすら首に汗もにじんでくる。先頭をIリーダーが行き、後ろの私たちは楽々です。リーダーありがとう!
途中Mさんが先頭を変わり勢いをつけ登って行く。Mさんありがとう!
リフトに乗っているスキーヤー、スノーボーダーから「頑張ってくださーい!」と声がかかる。
「ありがとう!」と手を振って答える。
スキー場乗り場手前で昼食となる。振り向くと上州武尊や赤城、遠く雪で一段と白い皇海山が見えた。スキーヤ―だけが見るのはもったいない。昼食を摂りながら、しばしこの雪山の素晴らしい景色にうっとりする。
ここから後は吾妻耶山まで踏み跡がない登山道を登って行く。頂上近くになると雪質がサラサラフワフワに変わり心地よい。頂上は風もなく好天で、大きな祠が何棟もありました。谷川岳方面には煙った雲がかかり多分吹雪いているのでしょう。白毛門、平標山辺りも雲がかかっていました。
下山はアイゼンを付け滑らないように注意し途中踏み抜きもありましたがスキー場から下山しました。
前月の雪上訓練同様Iリーダーには冬山登山装備、ピッケルの使い方、アイゼン装着時の注意点、バリエーションルート技術等大変お世話になりました。
4人で楽しく行動出来た雪山山行でした。参加の皆さまありがとうございました。 (コメント記/N.Uc)
【リーダーの一言】
ノルンスキー横の林の中を登行、地形を見ながら積雪のある斜面、ルートを考えながら、地形図、谷、尾根、岩稜などの状況を見ながらルートを決めていきます。
たまには、登山道や、破線コースでもない、自然の雪面を自分達で判断して、ルートを決めていく登山を経験するのも。
途中、赤布、2か所設置。