奥多摩 サルギ尾根~高岩山(920m)~御岳山 

【日 付】 2023年7月10日(月)

【メンバー】CL:N.M T.K S.T I.K

【交 通】新座6:42→武蔵五日市7:53着/バス上養沢行8:17発~鍾乳洞入口8:50着

【コース】養沢神社9:15→サルギ尾根→高岩山(920m)12:06~12:30(昼食)→上高岩山展望台13:00~45→ロックガーデン方面破線コース14:00→天狗岩15:15→長尾平16:00→御岳山16:20→ケーブルカー乗口16:30(休憩) 17:00のケーブルカーで下山

【コメント】夏山に向けてのトレーニング山行として、丁度10年前行ったサルギ尾根~高岩山~大岳山~御岳山のコースを歩くことにした。

 五日市駅からバスに乗り鍾乳洞入口で下車。丁度8:50。暑い。東京では熱中症警戒アラート警告が出てるという。今夏初めての警報である。すでに暑い。登山口が分かりにくく迷ったが初っ端から急峻な登りで汗がダクダクだ。転げ落ちそうだ。進むにつれますます急登が続く。岩稜も続く。岩の痩せた部分もあり、誤ってコースを間違えると切り立った所に出て大変な所もある。注意しながら登る。サルギ尾根は奥多摩の三大急登らしいが、10年前は何の苦労も感じなかったが今日はこの暑さと展望なしの尾根と急登の連続がつらい。少し救われるとしたら、このサルギ尾根に警視庁山岳救助隊部隊10人ほどが訓練に入っており、時々声を掛け合って訓練をしている様子がうかがえたことだ。勿論お世話になってはいけないのは分かっているが変な安心感が湧き出るのは私だけだったか・・・?時々登山道で出会うと「今日は暑いので水を飲むように」と何度も声をかけてくれた。

 展望のない高岩山から少し外れたところで昼食を摂り、上高岩展望台に向かった。ところがここも大変な急登。約30分ほどだが容赦ない登りでクタクタ。やっと着いた展望台には救助隊の人たちと犬1頭が集合して休んでいた。「ご苦労様です!」と思わず口に出る。初めて出会った警視庁山岳救助隊はたくましくカッコよかった!大型犬も大人しく利口そうだ。救助隊の話を少し伺うことができたので今回の山行はよい経験した山行だった。

 目的の大岳山はこの暑さと残りの水量を考え中止とし、ロックガーデンに降りることにした。これも10年前の記憶をたどって破線コースを降りることにしたが、大変なコースだった。このコースは決して人に進めてはならない。ここを登るのはもっと危険なことだろう。救助隊の大型犬はすんなり梯子を下った、驚く。岩場を抜けたり、崖のような下りをすんなり下りて行った。さすがだ。一度もワンと吠えなかった。私はすでに写真を撮る余裕がなかったので写真がないが無事ロックガーデンにおり、天狗岩に着き、いつものコースで長尾平に到着。もしかして大岳山に行った方が楽だったかも(笑)・・・。大変な一日だったが、久しぶりに山らしい山を歩いた。(I.K記)

養沢神社から出発。少しわかりずらい。ここからすぐに急登が始まる。

サルギ尾根は奥多摩の三大急登らしい。こんな岩場を次々と・・・。

御岳山方面が見えた。

標識が簡易的になっている。作り替えるのだろうか?

岩のやせたところもあるので危険。注意しながら登る

やっと高岩山に到着しました

警視庁山岳救助隊の訓練中に出会う。地図を見ながら話し合っていました

この犬が素晴らしい!大人しく利口そうです

上高岩山展望台から見る大岳山

下山はロックガーデン方面の破線コースを下りました。

このルートが大変で写真はこれ以上ありません。暑くって疲れました。

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