東北 栗駒山(須川岳)1626.5m

【日付】 2023年9月26日(木)~27日(金)

【メンバー】 L: T.Ya M.Yo

【コースタイム】 
26日:須川高原温泉・栗駒山登山口10:45-名残ヶ原11:00-苔花台分岐11:10-三途の川11:55-13:40栗駒山13:55-産沼分岐14:45-三途の川15:30-苔花台分岐15:50-名残ヶ原16:00-16:20栗駒山登山口
27日:須川高原温泉バス11:10-厳美渓(かっこうだんご)ー一関市博物館-猊鼻渓 【観光】

【コメント】
奥羽山脈のほぼ中央、宮城県・岩手県・秋田県にまたがる名峰「栗駒山」に行って来た。
最初の予定は、須川温泉産沼コースから東栗駒山コースを歩く予定であったが、いわかがみ平から、くりこま高原駅までのバス運行が土・日・祝日のみとの事、産沼コースから須川コースへと考えたが、須川コースは、火山ガスで「立入禁止」、、、ピストンする事に。

例年山頂付近は、この時期の紅葉が綺麗との事で、計画を立てたが雨予報。日程を伸ばす事を考えたが、宿がいっぱいで当初の計画通り26日の新幹線で出発した。一ノ関駅からバスに乗り込むが、27日の天気が心配になり、須川温泉到着後すぐ栗駒山に向け登山開始。ただし、12時までに三途の川に到着しなければ引き返す事を条件に登り始めた。

須川高原温泉横から湯煙あがる遊歩道を登って行くと木造の小屋があり、名物おいらん風呂(蒸風呂)の脇を通って名残ヶ原に向かった。気持ちの良い木道を、頬に風を受けながら歩き、三途の川を渡って産沼に到着した。ここからの紅葉を楽しみに計画した山であったが、緑の中にちょっとだけ色づいていた。この様な山も心惹かれる魅力があった。登山道は次第に斜度を上げながら一等三角点の山頂に到着した。晴れていれば西に鳥海山、北に焼石連峰・早池峰山を望めたであろう事を想像をしながら来た道を下山開始した。

27日、計画ではこの日にゆっくり山を楽しむ予定であったが、朝から凄い雨。11時頃から晴てきたが、2回の渡渉を考えると計画変更は良かったと思う。
11時のバスに乗り、まず厳美渓で下車。「かっこうだんご」を見た後、一ノ関市博物館へ向かった。見応えのある博物館という事で楽しみにしていたが、企画展準備の為休館であった。が、職員の方と話す事が出来ラッキーであった。
その後バスに乗り猊鼻渓へ。断崖絶壁がそびえ立つ幻想的な深山幽谷を船頭の歌う「げいび追分」を聞きながらの船下りを楽しんで帰路に着いた。

26日

須川高原温泉横からスタート 大量の湯が流れています。

温泉周辺は遊歩道、その後ゴロゴロ石の道に。

産沼に到着 少し色づいています。これもなかなかの味でした。

気持ち良く色づき始めた道を通ります。

山頂が見えました。神の絨毯のはずでしたが、、、、

神の絨毯を想像しながら山頂を目指します。

一等三角点のある山頂

山頂からの展望、雲が多いです。でも、、、鳥海山を望みたかった∼ 🏔

三途の川の渡渉。登りは時間を気にしながら登山、写真を撮る時間なし。下りは少し余裕で📷をパチリ

27日 観光

厳美渓 栗駒山から流れる川は、エメラルドグリーン。

厳美渓名物「かっこうだんご」

猊鼻渓にも足を伸ばしました。
断崖絶壁が続く渓谷、船下りを楽しみました。

竿一本で巧みに舟を操り「猊鼻追分」を聞きながらの船下り
ここから、民謡歌手が出たらしい。

猊鼻渓駅から帰路へ、勿論無人駅。


山と温泉(日本の温泉・文化を歩く「日本秘湯を守る会」)そして観光を楽しんだ感謝の山旅であった。

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