米子大氷瀑群スノーシュー・トレッキング

【山  域】上信越国立公園・須坂市

【日  時】2024年1月21日(日)

【メンバー】S.A T.S(会員外)

【交  通】車

【コースタイム】新座6:30~10:15須坂温泉湯っ蔵んどP11:30~12:45米子大瀑布駐車場13:00~14:00米子不動尊奥之院14:15~不動滝・権現滝往復~15:00根子岳山荘15:30~16:00駐車場~湯っ蔵んどP

【コメント】
 昨年夏の単独行、そして紅葉時の会員4名での山行(HPアップ済)に続いて、半年で3回目の滝見である。余程、米子大瀑布に魅入ってしまったのか!

 厳冬期に凍った二つの滝と岩壁群を何としても行って観てみたいと思っていたところに、冬季は通行止めとなり雪道を歩いても4,5時間はかかるところを、許可車で、(一社)長野県観光機構が主催するスノーシューモニター体験の情報に接し、以前 会山行で訪れた葉山の蕎麦店経営の親友と参加しました。

 前日からの悪天候で、午前のツアーは中止、急遽午後の部に変更して11時半に長野県最大の温泉センター「湯っ蔵んど」駐車場に集合、他6名の参加者で3台のスズキジムニーに乗り込み15㌔の雪道を揺られながら駐車場へ。
 積雪次第ではブルドーザー搭乗もありとのことでしたが、雪が少なくてそれはかなわず、雪の轍に委ねての到着でした。ガイド2名を含め10名で、スノーシューを履いて午後1時に出発、岩や樹木の説明を受けながら米子川沿いに歩き、積雪期は縦鋼板を外してある橋を慎重に渡り40分程で不動滝が見えるところに到着です。
 3か月前には80数メートルの落差で流れ落ちていた圧巻の滝も、今はすっかり氷瀑となっていると思いきや、なんと中央下部分が崩落していて無残な姿に驚き、理由を尋ねると前日からの大雨で今朝大崩落したとのこと。これも温暖化による暖冬の影響か?、確かに素手で歩けるほどの気温で、風も無く曇天で暖かい。

 10分程のジグザグ急登で米子不動尊奥之院に到着、向かいに建つ根子岳山荘にザックを預け、不動滝と権現滝を観に往復してきました。
 ほぼ真下から見る不動滝、やはり中央下部が欠落した氷瀑は少し期待を裏切りましたが、全体的には素晴らしい迫力でした。続いての権現滝は見事に凍っていましたが、写真を撮っているときに中央真ん中部分が縦に大音響と共に崩落したのにはびっくりでした。

 山荘に戻り昼食タイム、ツアー費用は交通費・ガイド料・軽食を含め2万円ですが、紅葉時に寄ったときと同様、美味しいカフェラテをいただきました。残念ながら、時間が無くなり鉱山跡の高台まではいけません。二つの氷瀑と間に張り付く雪と氷、横に数百メートに広がる岩壁を一望に観ることはなりませんでした。

 あとは、ツボ足で来た道を30分程で下り駐車場へ、再び軽四輪貨に揺られて駐車場に戻り解散です。そして、ゆっくり温泉に浸かり「信州名物サーモンいくら丼」を注文し、夜間の菅平経由は道路凍結の恐れで回避、須坂東ICから高速に乗り3時間ほどかけて我家へ戻りました。(S.A記)

米子大瀑布駐車場で説明を受け出発です

鋼板が冬は取り外されていての危ない吊橋渡りです

落差89mの不動滝が見えてきましたが、下方が崩落していました

不動滝、下まで繋がっていたら大迫力です

米子不動尊奥之院

直下から見た不動滝ですが、朝の大崩落が残念!

不動滝の右下の氷塊

権現滝

権現滝、写真撮影間に真ん中が大音響とともに縦に崩落しました

根子岳山荘、冬は休業ですがこのツアー時のみ利用できます

写真:S.A

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です